オフィス街で涼を感じる「丸の内 de 打ち水」

日本ならではの“涼”を感じられる夏の恒例イベント「大手町・丸の内・有楽町 夏祭り2017」が8月27日まで開催中です。7月28日には、今年で13年目となる「丸の内 de 打ち水」が行幸通りにて行われました。大手町・丸の内・有楽町(大丸有)エリアのワーカー約1100人が集まり、一斉に打ち水をして涼を感じました。

東京2020に向け、海外にも伝えたい日本の風習

この日の気温は30.2℃。日が暮れはじめる夕方にもかかわらず、蒸し暑さは弱まる気配がありません。しかし17時30分の開始時刻が近づき、会場に浴衣姿の人が増えてくると、どこか涼しげな雰囲気に。気づけば通りを埋め尽くすほどの人で賑わっていました。

はじめに大手町・丸の内・有楽町夏祭り2017実行委員会委員長・杉山博孝氏から挨拶があり、「2005年からスタートし、年々開催場所が増えている打ち水プロジェクト。3年後に東京オリンピックが迫り、関連イベントも増えてくると思うので、さらに大丸有エリアでの公共空間の活用を進めていきたい」と意欲を見せました。
また、来賓として列席した小池百合子東京都知事は、環境大臣在任時から打ち水を推進しており、今回11年ぶりの参加に喜びを述べつつ、「打ち水は、誰にでも簡単に涼を取ることができる江戸から伝わる風習。東京オリンピックに向けて、日本独特の文化を世界中の人に広めていきたい」と話しました。
その後、千代田区長・石川雅己氏、三菱地所株式会社取締役兼代表執行役 執行役社長・吉田淳一氏、東日本東京旅客鉄道株式会社 常務執行役員 東京駅長・小池邦彦氏の挨拶があり、いよいよ打ち水本番です。

行幸通りの両脇に、浴衣やお揃いの法被を身につけた参加者がずらりと並び、「それー!」という掛け声とともに打ち水スタート。おけとひしゃくを持った参加者が一斉に水を撒き、あっという間に乾いた路面が濡れていきます。使われる水は、ビルの排水や雨水をろ過処理したものを使用。イベントへの参加を通して、環境に配慮した暮らしへの意識を高めてもらうことも目的としています。
参加者からは、「オフィスが近くにあるので、毎年この日は仕事を早く切り上げるようにしています」「普段は接することの少ない近隣の会社の人たちと話せました」「多くの人が浴衣で打ち水する姿を見るだけでも涼しい気持ちになれます」という声が、打ち水が夏の恒例イベントとして親しまれ、企業間交流の場にもなっていることを感じました。

音頭やJ-POPで楽しむ、丸の内盆踊り

打ち水が終わると、行幸通りに設置されたやぐらに灯りがつき、「東京丸の内盆踊り2017」ががスタート。太鼓の音に導かれるように、次々と人が集まります。この日は、TRFダンサー・SAM氏がゲスト出演。子どもから高齢者まで楽しむことができる「ダレデモダンス」を参加者にレクチャーし、TRFのヒット曲に合わせて踊り、会場を大いに盛り上げました。

打ち水を含む「大手町・丸の内・有楽町 夏祭り2017」は、8月も大丸有エリアで開催しています。日本の伝統的な涼をぜひ感じてみてください。

【今後の打ち水、夏祭り開催日時】
<大手町エリア>
「大手町川端緑道・大手町仲通り打ち水」
8月4日(金) 17:30~ / 会場:大手町川端緑道、大手町仲通り
「大手町縁日」
8月4日(金)17:45~22:00/ 会場:大手町川端緑道、大手町仲通り
<有楽町エリア>
「集まれ!KIDS打ち水」
8月16日(水) 15:30~ /会場:東京国際フォーラム1階「地上広場」
※雨天中止

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