梅田地区エリアマネジメント実践連絡会では、2009年11月の設立以降、「地域連携」「アクション」「情報発信」を柱に、地域の方々と連携して、公共空間を活用したエリアイベントを実施することにより、まちの賑わい創出や回遊性の向上に努めてきております。この度の「環境まちづくりフォーラム2012 in 大阪」では、更なるまちの魅力向上に向けて、防災や環境に対する取組みや、まちづくり団体共通の課題である財源確保等について、各地でご活躍されている方々との議論を通じて、今後、梅田地区における取り組みの参考にさせていただくことを目的としております。

なお、今回のフォーラムは、昨年度より進めてきた全国のエリアマネジメント団体のネットワークを活用し、主要三都市(名古屋、大阪、東京)で開催するものです。3回のフォーラムを通じて、各都市部がかかえている課題を共有化し、国や各自治体に対してエリアマネジメントの更なる展開に向けたメッセージや政策提言を行っていくことを目的としております。
 

平成24年10月30日(火) 15:00~ 
当イベントは終了いたしました。多数のご参加を賜り誠に有難うございました。

ハービスOSAKA B2F ハービスHALL
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2丁目5−25 TEL:06-6343-7800   > MAP

 

開会挨拶
15:00-15:10

ご挨拶 小林 重敬氏 (東京都市大学 都市生活学部 教授)

略歴

東京大学大学院工学研究科博士課程都市工学専攻修了。工学博士。
横浜国立大学大学院教授、日本女子大学非常勤講師、規制改革委員会参与、参議院国土交通委員会客員研究員等を歴任し現職。横浜国立大学名誉教授、全国市街地再開発協会理事長を兼任。これまで国土交通省等の多くの審議会に参加し、都市政策、住宅政策、土地政策、国土政策などの政策づくりに関与、また東京都の都市づくりビジョン、住宅マスタープラン、横浜市のMM21地区の開発、横浜駅周辺地区大改造計画、さらに地方都市の高松市、浜松市の中心市街地活性化等に参画。また大丸有エリアマネジメント協会理事長、神田淡路町地区街づくり協議会顧問などエリアマネジメント活動を実践。


基調講演
15:10-15:50

テーマ: 「まちづくり活動と財源確保について」
講師: 青山 公三氏(京都府立大学 公共政策学部 教授)

略歴

名古屋大学工学部建築学科卒業。1973年日本都市開発研究所入所。その後、地域問題研究所主任研究員、理事。1992年渡米。ニューヨーク大学公共政策大学院修了。Institute of Public Administration(米)上席研究員などを経て、2004年Urban Policy Institute(UPlny)を設立し所長に就任。2008年より現職。
【主著】「IT大国アメリカの真実」など。




(休憩)
15:50~16:00
 

トークセッション
事例紹介
16:00~17:30

 

テーマ: 「まちづくり活動における防災・環境・財源に関する取組みと課題」

コーディネーター :   青山 公三氏(京都府立大学 公共政策学部 教授)
パネリスト : 髙梨 雄二郎氏 (大阪: 御堂筋まちづくりネットワーク事務局長)
鴫山 一機氏 (福岡: WeLove天神協議会事務局長)
松岡 辰弥氏 (神戸: 旧居留地協議会常任副委員長 兼
         都心(まち)づくり委員会委員長)
廣野 研一氏 (大阪: 梅田地区エリアマネジメント実践連絡会)

・4団体の取組み紹介
・各団体の防災・環境・財源に関する取組みと課題

・質疑応答

髙梨 雄二郎氏(御堂筋まちづくりネットワーク 事務局長)

略歴

1982年、京都工芸繊維大学工芸学部建築学科卒業。同年、株式会社竹中工務店入社。
設計部を経て、開発部門に移りハービスPLAZA ENT、淀屋橋odona、ほたるまち等、都市の拠点となる大規模開発プロジェクトの推進を担当。2010年よりプロジェクト開発推進本部副本部長(西日本担当)。同年より御堂筋まちづくりネットワークへ参加。

鴫山 一機氏(We Love 天神協議会 事務局長)

略歴

1991年福岡大学を卒業後、西日本鉄道㈱に入社。レジャー事業部門、住宅事業部門、経営企画・管理部門など多部門を担当し、2011年7月よりWeLove天神協議会事務局を担当。現在、事務局長として天神のまちづくり活動に携わる。
地域・行政・警察等と連携した様々なまちづくり活動を推進しながら、本年度は主に「象徴的なイベント実施」や「天神地区の環境改善・憩いの空間創出」などに重点的に取り組んでいる。

松岡 辰弥氏(旧居留地協議会常任副委員長 兼 都心(まち)づくり委員会委員長)

略歴

1987年甲南大学を卒業、損害保険会社に入社。2006年に地元・神戸に戻り旧居留地連絡協議会に入会し、都心(まち)づくり委員会に所属。2011年より同委員会委員長として旧居留地地区のまちづくり活動に携わる。旧居留地地区には、歴史的建造物が多く残っており、にぎわいだけでなく、風格ある都市景観を目指し、地域・行政と連携しながらまちづくりに取り組んでいる。

廣野 研一氏(梅田地区エリアマネジメント実践連絡会)

略歴

1983年三菱地所株式会社入社。都市計画事業室時代に、丸の内の地権者で構成する大丸有協議会事務局長、就業者などで構成するNPO大丸有エリアマネジメント協会理事を担当し、丸の内の地域活性化・エリアマネジメントを推進。2011年より大阪支店副支店長、2012年より一般社団法人グランフロント大阪TMO事務局長を担当し、うめきた・グランフロント大阪のまちづくりを推進するとともに、梅田地区全体のエリアマネジメント活動の推進に携わる。


閉会の挨拶
17:35