2012年12月4日(火)、東京国際フォーラムにて環境まちづくりフォーラム実行委員会による「環境まちづくりフォーラム2012 in 東京」が開催された。フォーラムには400名以上の関係各者が集まり、エリアマネジメントという考え方によるまちづくりが、いかに注目を集めているかを物語るものとなった。
実行委員長である小林重敬氏(東京都市大学 都市生活学部教授)のキーノートスピーチよりキックオフされたフォーラムは、東京都心部である大丸有、銀座、日本橋のエリアマネジメント活動の報告を始め、札幌、東京、名古屋、大阪の各都市におけるエリアマネジメント組織の活動内容が具体的に報告された。各組織の報告の中には、まちづくり計画の方向性が明確になっている事柄がある一方、今後の活動における課題も浮き彫りとなった。その浮き彫りとなった課題を、官民連携することで解決を図るべく「提言」として発表されるに至った。